白血病 初期症状 鼻血

その鼻血!白血病の初期症状かも?

 

 白血病の初期症状で鼻血がでるのでしょうか。

 

 白血病とは一般的に血液のガンとも呼ばれている疾患で、放置を続けると命に関わる事態になります。

 

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 人間の体内を巡っている血液の中には赤血球や白血球等の血球が存在していて、全身に酸素等を運んだり傷の修復をしたりします。

 

 これらの血球は骨の中にある骨髄という部分で作られて供給されていますが、ごく稀にこの製造過程で異常が発生する事があります。

 

 骨髄で異常が発生すると正常な血球を作る事が出来ず、不良な血球ばかりが増えていきます。
 この不良な血球が血液に乗り全身に運ばれるようになると、様々な場所で腫瘍が出来たりしてしまいます。

 

 白血病は発症後、適切な治療を行なわずに放置を続けると、数週間で命を落としてしまう可能性も出てきます。
 そのため白血病の初期症状を見逃さないようにして、出来るだけ早く病院を受診する事が重要になります。

 

 初期症状は複数ありますが、中でも代表的なものとして何もしていないのに鼻血が出て、なかなか止まらないというものがあります。

 

 これは止血作用のある血小板という血球の働きが低下するためで、鼻血以外にも内出血が起こりやすくなるといった症状も見られます。

 

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 白血病の検査方法についてですが、まずは血液検査を行なって血球の量のチェックや異常細胞の有無の確認が行なわれます。
 血液検査の結果、発症の疑いがある場合には骨髄の検査をして、より詳細な情報の収集が行なわれます。

 

 骨髄の中には通常であれば、様々な成長過程の血球を確認出来るのですが、白血病を発症していると不良な血球でいっぱいになっています。
 これらの検査を総合的に見て発症の有無や、症状の進行具合等を確認して治療方法を決定します。

 

 具体的な治療方法としては化学療法、一般的には抗がん剤治療と呼ばれる方法を用いる場合が多いです。

 

 数種類の抗がん剤を組み合わせて投与する事で、骨髄内の不良な血球の数を減らす事を目的としています。
 骨髄の中の不良な血球が減少すれば骨髄内にスペースが出来るので、そこで正常な血球を作れるようになります。

 

 他にも兄弟や親等の型が合う人から血を作る働きをする細胞を分けてもらい、それを移植するという方法もあります。
 この方法は症状が重い人や進行スピードが速い人等に行なわれる事が多いです。

 

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