白血病の治療費に補助があるの?
白血病の治療費には、補助があるのでしょうか。
白血病の治療には、比較的長い時間がかかります。
一般的な場合では、入院に1年間、さらに退院後の通院で1年間というように、概ね2年以上の期間がかかってきます。
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こうなると、例え3割負担としても医療費の支払いも膨大な金額になることが予想され、経済的な負担が大きくなってしまうのが実情でしょう。
このため、現在では患者の経済的負担を減少させるために、いくつかの公的な制度が設けられています。
高額療養費制度
医療費が一定の金額を超えた場合に、一定の自己負担限度を超えた分についての払い戻しを受けられる制度です。
制度の詳細については、加入している公的保険に確認するようにしましょう。
小児慢性疾患医療費補助
これは、小児がんや慢性腎疾患などの特定疾患では、健康保険などを使って治療を受けた際の自己負担分を補助するものになります。
対症の疾患には、悪性新生物(白血病、悪性リンパ腫など)や慢性血液・免疫疾患などが含まれます。
このように、白血病も医療費補助の対象になっているのです。
具体的な手続きは、居住地の保健所で行なうようになっていますので、詳細内容についてはそちらで確認した方が良いでしょう。
以上が、公的な医療費補助制度になります。
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この他には、医療費の補助ではないですが、医療費控除といった所得の控除があります。
税務署に対して、支払った医療費を申告することで、税金の還付が受けられるものです。
このためには、病院や薬局の領収書はきちんと保管しておく必要があります。
これ以外のものとしては、民間の生命保険があります。
よく知られているものとしては、ガンや心臓病などの成人病を対象とする保険があります。
ただ、白血病が保険の対象になるのかどうかは、実際に契約している保険内容をきちんと確認しましょう。
よくわからない場合には、保険会社に確認しましょう。
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