高齢者の急性骨髄性白血病!その生存率はどれくらい?
高齢者の急性骨髄性白血病では、生存率はどれくらいなのでしょうか。
60歳以上の高齢者では、白血病のなかでも急性骨髄性白血病になることが多くなってきています。
若い人でも、この急性骨髄性白血病に罹る人はいますが、他のがんと同じように年齢が上がるほど多くなっているのが特徴です。
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急性骨髄性白血病では、骨髄のなかで本来であれば白血球になる細胞ががん化してしまい、正常な白血球が造られなくなってしまいます。
急性という名の通り、症状が急激に進むことが多く、何らかの自覚症状で気がつくことが多くなっています。
それで、病院で診てもらい白血病と診断されるようになります。
主に現れる症状では、白血球の減少によって免疫力が低下することで、風邪などの感染症に罹りやすくなってしまいます。
また、赤血球も減少することで、貧血やめまいなどが起こりやすくなってきます。
白血球や赤血球と共に大事な役割を果たしている血小板も減少してしまい、内出血によるあざや鼻血や歯茎からの出血もしやすくなります。
高齢者が急性骨髄性白血病に罹った場合には、抗がん剤や放射線治療などによる副作用も現れやすくなり、その治療には細心の注意が必要になってきます。
また、治療中に残念ながら、命を落としてしまうことも多くなっているのです。
ただでさえ、高齢ということで体力や免疫力の低下が顕著になってきます。
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さらに白血病という病気によっての免疫力低下が重なってくるようになります。
どうしても、年齢という問題がついてくるようになるのです。
このようなことで、高齢者の急性骨髄性白血病患者の生存率は低くなってしまう傾向にあります。
ただ、最近では、ミニ移殖やさい帯血移植などの治療法が広まってきたことで、高齢者でも治療の幅が広がってきています。
このため、以前に比べれば、生存率は上がってきていると言われています。
たとえ、高齢者であっても諦めないで治療を受けることで、完治も望めるようになってきました。
しっかり治して、お孫さん達に囲まれた楽しい老後を過ごしましょう。
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