そのかゆみは白血病の初期症状かも?
かゆみは、白血病の初期症状なのでしょうか。
最近、何だか痒みが出るようになっていませんか?
「皮膚は内蔵を映す鏡」という言葉があるのは、ご存知でしょう。
身体の中の病気などの異常が皮膚に現れてくるという意味ですね。
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身近な例では、便秘気味でお腹の状態が良くないと、顔に吹き出物などの肌荒れが出てくるのはよくあることでしょう。
或いは、がんができたりすると、皮膚に痒みやイボ、黒ずみとなって出てくるようなこともあると言われています。
しかしながら、皮膚が痒いと思っても、まさかそれが病気と関係があると思うことは少ないのではないでしょうか。
まして、がんなどとは夢にも思わないことでしょう。
内臓に疾患ができることによって、皮膚に何らかの症状が現れるのを「デルマドローム」と呼んでいます。
内臓の疾患と皮膚の異常には密接な関係があって、皮膚に特異的な症状が現れることがあるのです。
ワキの下や首などの皮膚に黒ずみが現れることがあるのは、胃がん起こっている場合があるとされてます。
また、その特異的な症状の一つに痒みがあり、がんによって引き起こされていることもあるのです。
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特に皮膚の痒みは、白血病の初期症状として出ているようなこともあります。
白血病のなかでも慢性リンパ性白血病では、皮膚の異常が現れることが多くなっているのです。
また、白血病以外にも、皮膚に痒みが出た場合に考えられるのは、血液の悪性腫瘍などがあります。
このように一見、何の関係性もなさそうな痒みなどの皮膚症状が、白血病や内臓のがんなどの病気によって引き起こされることがあるのです。
特に思い当たる原因がないような痒みや黒ずみのような皮膚の異常が現れた場合には、一度病院で診てもらうのがいいかもしれません。
ニキビや吹き出物などによる肌荒れだけが、内臓疾患によって現れるものではないのです。
気になる症状があったら、早めに病院へ行きましょう。
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