白血病に抗がん剤は効かないのか?
白血病に抗がん剤は効かないのでしょうか。
白血病は、「血液のがん」と呼ばれていることはご存知でしょう。
何らかの原因で、正常な血液細胞に成長できなかった細胞ががん化して白血病細胞となってしまうものです。
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血液中にその白血病細胞が増殖することで、正常な血液細胞(赤血球、白血球、血小板)が少なくなって様々な症状が現れるようになります。
白血病の詳しい原因はまだ明らかにされていませんが、放射線や化学物質等による遺伝子異常と考えられています。
遺伝子の異常と言っても遺伝性は認められていません。
また、発症年齢や男女差での有意差もなく、誰でも発症する可能性のある病気です。
さらに予防法も分かっていないのが厄介なところでもあります。
白血病は、その昔は「不治の病」と呼ばれ発症するとほとんどの人が亡くなっていました。
ただ、現在では、医療技術や医薬品の発展によって、完治も期待できるようになってきています。
白血病の治療に使われるのが、いわゆる抗がん剤です。
一般的ながんでは、その治療には主に3種類の治療法が用いられます。
いわゆる、がんの3大療法と呼ばれている、「手術」、「放射線」、「抗がん剤」です。
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ただ、他のがんと違って白血病の場合では、手術で取り除くということはできません。
このため、放射線や抗がん剤による治療が中心になってきます。
ただ、抗がん剤は一般的ながんではほとんど効果がないと言われています。
抗がん剤による治療効果が認められているのは、白血病や悪性リンパ腫などの血液のがんや精巣がん、絨毛がんと言われています。
ということは、よく聞く胃がんや大腸がん、肺がんなどには効果がないということになってきます。
既に、アメリカでは抗がん剤の効果がほとんどないことから、がん治療には使われていないそうです。
そもそも、抗がん剤治療では、その副作用で患者が大きな苦しみを抱えるようになります。
吐き気や抜け毛は勿論、それ以外にも様々な弊害が現れるようになるのです。
一説によると、抗がん剤はナチュラルキラー細胞(NK細胞)を殺してしまい、却ってがんの増殖を助けてしまう効果があるとされています。
このため、抗がん剤ではなく、「増がん剤」であるとも言わるようになっています。
また、これは抗がん剤だけでなく、手術や放射線による治療も同じで、それによって治癒するよりも命を落とすことの方が多いようです。
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