リンパ球 数値 高い 原因

リンパ球の数値が高い原因は?

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 人の免疫力は、血液中の白血球によるところが多いのですが、その中でもリンパ球の働きが特に大きく影響しています。

 

 リンパ球は外部から侵入してきたウイルスや細菌などに抗戦するために、抗体を生成するようになります。
 そのため、風邪などの感染症などに罹っ場合には、リンパ球数が増えてくるようになり抗体の生成も盛んになります。

 

 風邪などをひいた時に、そのウイルスと戦って退治してくれるのがこのリンパ球の働きになるのです。
 このため、血液検査をすると一時的にリンパ球数が多くなってきますが、あまり心配することはないでしょう。

 

 ただ、病気によっては、異常にリンパ球の数値が高い場合があるので注意しなければいけません。
 リンパ球性白血病や悪性リンパ腫などでは、リンパ球の数値が高い状態になってきます。
 ただ、これは未熟なリンパ球なので適切な働きをするどころか、却って身体に悪影響を及ぼすようになります。

 

 このようなリンパ球の数値が高い状態を「リンパ球増加症」と呼ばれています。
 リンパ球増加症になった時には、それを引き起こしている原因が何なのかがとても大事になってくるのです。

 

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 風邪などの感染症では、リンパ球の増加によってウイルスや細菌などの退治する働きをするため、人体にとっては好ましいのです。
 一方、リンパ球性白血病や悪性リンパ腫などでは未熟なリンパ球や異常なリンパ球が増加するため、人体にとっては望ましくないのです。

 

 このように、単にリンパ球の数値だけをみるのではなく、その実態が何なのかを調べることが大事になるわけです。
 ただ、これは血液検査をしてみないと分からないことであり、一般の人にはその判断は簡単ではありません。

 

 そのため、その時に現れる症状によって判断をしていくことが求められるようになります。
 風邪であれば、数日程度でその症状も治まっていくようになります。
 それに対して、白血病や悪性リンパ腫では、その症状も長引くようになり、それぞれ特有な症状を呈してくるようになります。

 

 例えば、白血病では、口内炎の頻発や鼻血、ぶつけてもいないのあざができるとかいった症状が出ることがあります。
 また、悪性リンパ腫では、リンパ節の腫れやしこりができるようになります。

 

 このような普段とは違った症状が見られるようになったら、一度病院で検査を受けるようにしましょう。

 

 次の記事はこちらです。
 知らないと怖い血液検査!好中球が高い原因とは?

 

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