30代の白血病!その生存率はどれくらい?
30代の白血病では、その生存率はどれくらいなのでしょうか。
白血病は、急性と慢性の2種類があります。
また、がん化した細胞のタイプによって、骨髄性とリンパ性の2種類に分けられます。
従って、全部で4種類の白血病があることになります。
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このなかでも、急性の場合では、非常に病状の進行が早いため、治療をしないほとんど全ての場合で数ヶ月ほどで亡くなっています。
極めて生存率が低いことになります。
これは、30代も含めて年齢に関係なく、このような傾向にあるので、速やかな治療が大変重要になってくるのです。
一方、慢性の場合では、治療をしないと数年で命を落とすことが多くなっています。
ただ、慢性の場合では、治療途中で急性に変わることもあり、その場合では、それまでの抗がん剤が効かなくなり、数ヶ月程で亡くなることがほとんどです。
これを急性転化と呼んでおり、慢性タイプの患者にとっては油断のできないものです。
このため、急性転化する前に寛解させることが慢性タイプの白血病では大きな意味を持って来るのです。
ただ、白血病では、寛解したと思っても、安心することができません。
それは、再発の可能性が大きくなっているからです。
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治療によって、ガン細胞が無くなったとしても、極僅かな量のがん細胞が生き残っていることもあるのです。
そのがん細胞が再び増殖することで白血病が再発してしまうことがあります。
また、白血病の発症原因とされる遺伝子のキズは治療では修復することはできません。
このために、新たな白血病が発症することもあり得るわけです。
一般的には、寛解後の5年以内に再発するかどうかを観察するようにします。
5年経過すれば、その後の再発率はかなり下がってきており、完治と言ってもいいものです。
急性骨髄性白血病での寛解率は約80%とされており、そのうちの半数は5年以内の再発がみられていません。
半数は、5年以内に再発する可能性があるということです。
寛解後も定期的な検査を受けて再発しているかどうかを調べる必要があります。
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