その口内炎!白血病の初期症状かも?
その口内炎は、白血病の初期症状かもしれません。
白血病は、血液のがんと呼ばれています。
しかし、実際に白血病とはどのような病気なのか詳しく知らない人は少なくありません。
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発症数は年間数千人にものぼる病気です。
病気の原因や症状を知ることで、早期発見にもつながります。
この病気は主に、急性・慢性骨髄性・慢性リンパ性の3種類に分けられます。
少しぶつけただけでアザができてしまったり、ケガをしてしまうと出血が止まらないなどの症状は、急性にみられます。
鼻血がなかなか止まらないのも特徴です。
慢性骨髄性の場合は、自覚症状や初期症状がわかりにくく、初期段階で気がつく人はごく少数と言われています。
症状には全身のだるさと体重の減少があげられます。
忙しい毎日の中で見過ごされがちな症状がこの病気のサインと言えます。
慢性骨髄性は必ず数年後に急性へと移行することがわかっています。
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慢性リンパ性の場合、リンパの腫れが初期症状として現れますが、痛みを感じないため気づかないことが多いのが特徴です。
慢性骨髄性は急性へと移行するスピードが速いのに比べ、慢性リンパ性はゆっくりと変化していきます。
まずリンパの腫れが起こり、免疫力の低下により発熱を繰り返します。
その後は食欲不振から体重も減少傾向になります。
全ての白血病に共通する初期症状に口内炎があります。
これは、白血球の減少により免疫力が低下することが原因です。
免疫の働きが弱くなると様々な感染症を引き起こします。
口内炎や発熱、下痢が頻繁に起こるのはこのためです。
白血病の治療には抗がん剤を用いた化学療法を行います。
白血病細胞を死滅させることで、正常な血液細胞を増やすことを目的とします。
かつては不治の病とも呼ばれましたが、医学の進歩により今では完治が可能な病気と考えられています。
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