白血病での鼻血はどんな出方をするのか?
白血病になると、どのように鼻血が出るのでしょうか。
白血病は、血液のがんとも言われている病気で、血液中に白血病細胞が増えることで正常な血液細胞が少なくなってしまうものです。
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血液細胞には、赤血球や白血球、血小板などがあります。
それらの正常細胞が少なくなることで、様々な症状が現れるようになってきます。
赤血球の減少により貧血などになりやすく、白血球の減少により感染症などになりやすくなります。
そして、血小板の減少によって出血しやすくなります。
鼻血が出やすくなるというのもこのためです。
血小板には血液を固めて出血を抑えるという働きがあるのですが、血小板が少なくなることで出血が止まりにくくなってしまいます。
白血病は、子供でも大人でも年齢に関係なく発症しています。
子供では、鼻血が良く出ることがありついつい軽く考えてしまいますが、頻繁な鼻血で止まりにくいようであれば、早めに病院で診てもらうことが大切になります。
白血病による鼻血は、突然起こるということもありますが、なかなか止まらないということが大きな特徴になっています。
鼻をいじったわけでもないのに出血したり、それらが繰り返すようになるなど、通常の鼻血とは違う出方をするようになります。
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また、歯茎からの出血が続くようなこともあります。
身体にあざができやすくなったり、いくつもあざができるような場合には注意が必要です。
これらは、いずれも白血病によって血小板が少なくなったことで起こる症状と考えられるからです。
このような症状とともに、正常な血液細胞が減少することで、貧血気味になり疲れやすいとか元気が出ないとかいうこともあります。
また、風邪などの感染症にも罹りやすくなったりします。
心当たりのない体調不良が続くような場合には、早めに病院で診てもらうようにしましょう。
白血病は、誰でもがいつでも発症する可能性がある病気です。
しかもその原因がはっきと分かっていない面もあり、予防も難しいのが実情です。
決して、他人事ではないかもしれません。
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