あざができやすい、体に痛みが続く!それって白血病かも?
白血病は血液のがんといわれており、子供から大人まで発病する可能性がある病気です。
白血病という名前は耳にしたことがあっても具体的な症状などはあまり知られていません。
自分自身や家族の為にこの病気についてみていきましょう。
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まず、血液について説明します。
私達の体に流れている血液は骨の中にある骨髄という場所で作られています。
血液の中には赤血球、白血球、血小板という細胞があります。
赤血球は酸素を体全体に運ぶ働きをしています。
赤血球の数が減ると酸素が運ばれなくなるので体全体が酸欠の状態になってだるさや息切れ、貧血になります。
白血球は、外から侵入してくる細菌やウイルスと戦って体を守る働きをしています。
白血球が減少すると直ぐに風邪を引くなど病気にかかりやすくなります。
血小板は怪我等で出血したり、体の中で出血した時に血液を止める働きをしています。
血小板が減少すると青あざや赤い斑点のあざができやすい状態になります。
これは体内の血管が破れても血小板が働きにくくなっているからです。
ですから気づかないうちにあざが出来ていることが多くなります。
また、歯磨きなどで出血して血が止まりにくくなります。
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骨髄の中で血液が作られていることは述べましたが、その中の白血球が様々な原因によって悪性のがん細胞に変化して発病するのが白血病です。
原因は多量の放射能を浴びたこと、化学物質やウイルスなどによるもの等が考えられています。
白血球ががん細胞に変化すると骨髄の中でどんどん増殖して行きます。
すると正常な赤血球や白血球、血小板が減少していき、あざができやすくなります。
骨髄がある骨の中ではがん細胞が増加しているので手足の骨の部分に痛みが起きるようになります。
白血病には複数の種類がありますが、特に急性の場合は早急な治療が大切です。
発病すると青あざや手足の骨部分に痛みがある、急な鼻血や歯ぐきからの出血で血が止まりにくい、生理の出血がだらだら続く等の症状があります。
また頭の痛みや吐き気、発熱等の症状がある場合は内科などでの受診をお勧めします。
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